1950-10-13 第8回国会 衆議院 厚生委員会 第11号
○坂入参考人 今のお話を伺つておりますと、私と意見の相違があるようでありまして、何か医者の書いた処方箋を薬剤師がかえているというようなお話だと思うのですが、医者はあくまでもヘツド・コーチでありまして、それから送られたサインの処方箋というものは、薬剤師によつてかえられないで、忠実に守られて行くものだと思うのです。だからヘツド・コーチはどこまでもヘツド・コーチだと思う。これがもしそのサインを受取つた薬剤師
○坂入参考人 今のお話を伺つておりますと、私と意見の相違があるようでありまして、何か医者の書いた処方箋を薬剤師がかえているというようなお話だと思うのですが、医者はあくまでもヘツド・コーチでありまして、それから送られたサインの処方箋というものは、薬剤師によつてかえられないで、忠実に守られて行くものだと思うのです。だからヘツド・コーチはどこまでもヘツド・コーチだと思う。これがもしそのサインを受取つた薬剤師
○坂入参考人 今のお話ごもつともだと思います。私の考えからいたしますれば、たとえば、私がある大学にコーチに行つたときに、きようはどういう練習をするということを、ただコーチヤーの頭だけで選手をひつぱりまわしていたならば、コーチヤーが帰つてしまつたあとの練習ができなくなる。そういう意味で、月曜日には百メートルのスタートを何回やり、その次にはどういう距離を走るという一つのスケジユールといいますか、診断書を
○坂入参考人 私は医薬分業というような大きい問題には、全然スポーツの関係でしろうとでありまして、多少埒外な意見になるかとも思うのであります。 まず第一に考えますことは、現在の方法でいいのか、あるいは医薬は分業させなければならないのかというような、これはことに国民の立場からこれを考えてみることで、医者とか薬剤師とかいう立場よりも、国民がこれによつて得るところがあるかどうかということが一番の根本問題だということは